INTERVIEW

育休・産休にまつわる領域に
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行政さんや、企業さん、団体・組織さんを
インタビュー形式でご紹介いたします。

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中央子育て支援センター 甲斐さん
こども部子育て支援課 岡本さん

【行政#2】子育て世代に寄り添った、温かな居場所づくりへ@一宮市【後編】

前回に引き続き、一宮市中央子育て支援センター専任課長の甲斐忍さん、こども部子育て支援課の主査である岡本将英さんお2人にインタビュー取材をさせていただきました。今回の後編では、一宮市が独自に行っている取り組みの1つとして、「一宮市子育て支援センター」の取り組みについて伺いました。
―「中央子育て支援センター」についてお伺いします。市役所内ではなく、一宮駅ビル内に完備されていて、アクセスの良さが素晴らしいですね。このセンターではどういった取り組みをされていますか?
市内には6つの公立の子育て支援センターがあり、保育士が常駐しています。各支援センターは、就学前のお子さんと保護者さんの遊び場という役割を担っています。。これだけですと、他の自治体でも同じような事業を実施していますが、一宮駅ビル内にある中央子育て支援センターでは、子育て支援センターの事業と一時預かり事業を駅ビル内で行っていることが特長です。また、中央子育て支援センターは土・日・祝日も開所しているのも他との違いがあるポイントです。一宮市の子育て支援センターには、他にも特色ある独自の特長があります。
―どのような特長でしょう!?
大きく2つあります。1つ目は、移動子育てセンター「こっこ」です。おもちゃ等を積んだワンボックスカーで、保育士が市内15か所を月に1回ずつ周回し、子育て支援センターから離れた場所に住んでいる子育て世代の方々と交流しています。これは愛知県内唯一の取り組みです。こじんまりとした雰囲気が好きだから利用する、と子育て世代の方からの声をいただいております。
―子育て支援センターになかなか来れない地域に住んでいるひとは、どうしても孤立してしまいがちですよね。そして子育ての悩みをだれにも打ち明けれないという。。。
実際、「こっこ」を利用する方とお話していますと、悩みを他の人にやっと話すことができて、涙を流してしまう方もいらっしゃいます。そのあと「すっきりできました!」と笑顔でお帰りになります。そんなときに、この移動式子育て支援センターの実施意義を感じます。
―一宮市内において子育て支援センターが子育て世代のある意味「ハブ」になっているんですね。
そうです。「こっこ」以外にも、私立の保育園で「子育てひろば」と呼ばれる場所も運営しています。市内6か所の公立子育て支援センター、15か所のこっこの移動先、2か所の子育てひろば、それぞれの場所がどこからでも2.5km以内にあるようになっています。
―素敵な取り組みですね。2つ目の特色は何でしょう?
2つ目は赤ちゃんふれあい体験の開催です。これは「これから親になる世代が、赤ちゃんと触れ合うことができる場」です。言うまでもなく、子育ては大変です。汚してしまったり、散らかしてしまったり、いきなり泣き出したり。。。それでも、「赤ちゃんってかわいいね」「ママってこんなふうに赤ちゃんのこと、想っているんだ」と感じてもらい、将来、ママになることや子育てを楽しみにしてもらいたい。そんな思いから取り組んでいます。実際に支援センターを利用している親御さんたちに開催のご協力をいただいております。
―最近では、赤ちゃんが身近にいる環境ではないですから、赤ちゃんのこと、ママのことを知ってもらう、ということですね。そんな子育て支援センターにも課題はあるのでしょうか?
利用している方よりも、利用できていない方が多いと考えています。そういった方々にどうやって利用してもらえるようにするのか、というところが取り組むべき課題です。利用できていない方の中には、「そもそも知らない」という人もいます。ですので、いろんな機関と連携しながらPR活動を行っています。
―子育て支援センターの今後の展望について教えてください。
今はコロナの影響もあって子育て世代の方々は、より孤独に、より不安になりやすい状態です。子育て支援センターは、そんな彼ら・彼女らの子育てを「応援しているよ」と発信し続け、より多くの方が利用できる場所にしたいと考えています。そして、子育て世代のみなさんが、子育て支援センターを通じて、もっと地域とつながっていける未来が拡がることを願っています。
本日はありがとうございました!!