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2021.2.12

【行政#3】子育て世代に寄り添う行政を@岡崎市【後編】

こども育成課 
都築さん

―(前編に続く)満足度も高く、登録者数の増加傾向もあるすくすくメールですが、課題はあるのでしょうか?
登録者数が増加傾向とはいえ、まだまだその数は足りていないと感じています。ですので、PR活動を積極的に実施して、もっと周知に力を入れていかなければいけないと考えています。
―課題解決のために、具体的に何か取り組まれていますか?
ポスターを作成して関連施設に掲示する、母子手帳をお渡しする際にすくすくメールを案内するなど、いたるところでPR活動をしていますが、デザインが行政っぽいお堅い雰囲気にならないよう意識しています。例えばポスターには、明るい色を多分に用いるなど、目を引くデザインになるよう自分たちで工夫して作成しました。

実際のポスター(記者撮影)
また、母子手帳をお渡しする際には、母子手帳にスポッと収納できる名刺サイズの「妊娠おめでとうカード」を併せてお渡ししています。A4サイズのチラシ等では他のチラシに紛れたり、捨てられてしまったりすることもあると思うので、少しでもそれらを防ぐことが狙いです。
―どのような方にすくすくメールを届けていくのか、それをきちんと抑えたうえでPR活動を実施されているわけですね。
はい。私はまだ妊娠も子育ても経験していませんが、対象年齢の子どもを育てているような気持ちで、今の子育て世代の感覚に寄り添いながら、事業を推進していきたいと思っています。


こども育成課 都築さん
―最後に、今後の展望について教えてください!
子育て世代のニーズを的確にとらえながら、不安を感じず、楽しく子育てができる環境づくりに取組んでいきたいと考えています。ニーズに関していえば、あまりメールを見ない方も現代では多いと聞きます。ですので、メールに代わって、今のニーズに合った情報の配信方法がないかを検討中です。また、情報配信だけにとどまらず、子育て世代がつながることできるイベントへの参加へと導くなど、情報配信のその先にあるものを見据えながら、できることを着実に取り組んでいきたいと考えています。
―本日はありがとうございました!!
関連リンク
「岡崎市子育て応援すくすくメール」はこちら!
【前編】はこちら